大型とけん引免許はセットで取得しておくべし!合わせて取っておくメリットや費用などを解説

   

大型を取る際に、けん引免許を合わせて取るか悩む方に向けた記事になります。

大型免許と牽引免許を取得する際、費用が気になるという人は多いですよね。

大型牽引免許を取得するためには、どれくらいの費用が必要なのか調べてみましょう。免許を取得する方法についても解説していきます。

大型免許と牽引免許とは

大型免許と牽引免許が必要

大型免許はトラックやダンプカー、タンクローリーなどの乗車定員30名以上で最大積載量6.5トン以上の車を運転するには大型一種免許が必要です。

(タンクローリー車のタンクの積載物によっては、「危険取扱者」の資格が必要になる場合があります。)

けん引(牽引)免許とは、大型自動車、普通自動車、大型特殊自動車のいずれかで他の車を牽引する時に牽引する自動車の種類に応じて必要となる免許のことで、受験資格には普通免許以上が必要となります。以下の場合には牽引免許は不要です。

  • 総重量が750㎏以下の車を牽引する場合
  • 故障者をロープ、クレーン等で牽引する場合

(具体例)
タンクローリー、貨物トレーラー、キャンピングカー等。

同時に取得することも可能

まず大型牽引免許というものはないです。大型牽引自動車を運転するには大型免許と牽引免許が必要なのでどれか一つだけの取得ではなく大型免許と牽引免許の両方を取得しないと運転することができません。

大型免許と牽引免許を取得するには同時申し込みという形で手続きをとることができます。

牽引免許の取得条件

普通・中型・大型いずれかを取得

牽引免許は「車両総重量が750㎏を超える車」を牽引する場合に必要な運転免許証で、「普通自動車免許・大型免許・大型特殊免許」のうち、いずれかを保有していなければ取得することができません。

視力・聴力・色彩判別

牽引免許の取得条件に視力・張力・色彩判別が求められます。

【視力】

  • 両目で0.8以上、かつ、1眼で、それぞれ0.5以上であること、深視力は三かん法の奥行知覚検査器により2.5メートルの距離で3回検査し、平均誤差が2センチ以下。

【聴力】

  • 10メートルの距離で90デシベルの音が聞こえること(補助器を含む)

【色彩判別】

  • 赤・青・黄色の識別ができること

年齢

満18歳以上で普通免許・中型免許・大型免許・大型特殊免許・二種免許を保有している者が条件です。

大型免許の取得条件

普通・中型・準中型取得後3年以上

大型免許にも取得条件がありまして、大型免許を取得するには普通自動車免許、または大型特殊免許取得者で運転経験期間(免許停止期間を除く)が通算して3年以上経過していることが必要です。

視力・聴力・色彩判別

【視力】

  • 両目で0.8以上、片目で0.5以上、深視力検査での誤差が2センチ以下、視野150°以上が必要。(眼鏡、コンタクト、使用可)

【聴力】

  • 10メートルの距離で90デシベルの音が聞こえること。

【色彩判別】

  • 赤・青・黄色の識別ができること

年齢

大型自動車免許は満21歳以上(自衛官のみ20歳以上)の方でなければ取得することができず、20歳で指定自動車教習所に入学し講習を受講することも可能ですが、仮免許申請時点で満21歳以上になっている必要があります。

大型・牽引免許の取得費用

免許を取得する費用は飽くまで費用は目安であるので取得する上での参考にしていただければと思います。

牽引免許の取得費用

運転免許試験の一発で技術試験を受ける場合は約7,000円です。教習場に通う場合は約10万~15万円でして、合宿ですと約12万~16万円が相場です。

勿論、運転免許試験の一発で技術試験を受けた方が費用は安いですし時間もかかりません。

しかし牽引は技能講習でしっかりコツ等を教えてもらうことができますのでスムーズに合格を目指したいなら教習場に通った方が良いといえます。

大型免許の取得費用

運転免許試験の一発で技術試験を受ける場合は約40,000円です。教習場に通って大型免許を取得する場合は金額に開きがありまして、地方と都心部によって金額が変わってきます。

  • 普通車         ・・・  30万~43万円
  • 準中型車(5トン限定) ・・・  27万~38万円
  • 準中型車        ・・・  25万~35万円
  • 中型8トン限定     ・・・  22万~32万円
  • 中型          ・・・  17万~25万円

大型+牽引免許の取得費用

上記で挙げた金額で大型免許と牽引免許を一つずつ取得する形になります。またどちらの免許も取得していないのでしたら大型+牽引免許を同時に取得した方が割引価格になるところもありますのでおすすめです。

大型と牽引免許を同時に取得する場合

教習所に申し込む

教習場に申し込む場合は大型免許と牽引免許を受講します。基本的に教習場の料金は通常価格です。

時間がとれなくて忙しい人は教習場に通いで行けば計画を立てられます。自分のペースで受講できるので自由がききます。

合宿なら低予算で取得も可能

合宿は教習場に通うことに比べて価格は安いです。通いの教習場が30万~35万円だとしたら、合宿は20~25万円で安く受講ができます。

また早く免許を取得したい場合はまとめて受講ができる合宿がおすすめです。ただ合宿は2~3週間のまとまった休みが必要なので休みがとれない人は通いがいいでしょう。

まとめ

大型免許と牽引免許には取得条件がありますのでしっかりと確認をしておくことです。免許の取得は簡単ではありませんが、学ぶ姿勢を持っておけば合格できますので頑張っていきましょう。

また大型免許と牽引免許を取得する時は一つずつ取得することです。まとまった時間がとれない人は教習場に通い、時間あって早く免許を取得したい方は低価格の合宿に受講しましょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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