大型トラックのおすすめカーナビ3選!これがあればもう道に迷わない
大型トラックの運転手にとって、道を知っていると言うことは大変重要なスキルですよね。
道路状況は毎日変化し事故や自然災害などによって、迂回させられることもよくあり、道を知っているベテランドライバーであればその対応は容易ですが、経験の浅いドライバーは迂回路が分からず、右往左往する方が多いのではないでしょうか。
そこでここでは、そんな悩みを持つドライバーの為にトラックで使えるカーナビや、ナビアプリについてご紹介したいと思います。
Contents
そもそも大型トラックでカーナビを使うには?
カーナビがすべて大型トラックに対応しているわけではありません。間違えて大型トラックでは使えないものを選んでしまうともったいない買い物になるため、注意する点を紹介します。
24V対応の物を選ぶ
大型トラックにカーナビを導入する場合、24V対応のものでなくてはなりません。普通の乗用車向けのカーナビをそのまま大型トラックに付けようとしても機能しませんので、注意しましょう。
また、24V対応のカーナビといっても色々あります。基本的には、的確なルートを分かりやすく示してくれるカーナビが望ましいため、その線で選ぶことをおすすめします。
24V→12Vに変えるDCDC(デコデコ)
DC/DCコンバーターと言われる機器を使用することにより、大型トラックで12Vのカーナビを使用することができます。
通称デコデコと言われるこの機器は、電圧変換が可能な優れものですので、覚えておくことをおすすめします。
大型トラックにおすすめのカーナビ3選
それでは、上記の注意点を踏まえてオススメのカーナビ3種類をご紹介します!
Dream Maker PN909A
このカーナビは、2018年度版のゼンリンの地図が入っていますので、とても正確性の高いナビを期待できます。液晶タッチパネルで見やすいですし、映像入力機能が備わっていることから、便利性はとても高いと言えるでしょう。
車両情報を入力するだけで、その車両が通行できるルートを示してくれますので、「ルートに従ったのに通れないじゃん!」という心配はいりません。標識のアイコンも適切に表示してくれますので、とてもハイスペックなカーナビと言えます。
Dream Maker PN908A
このカーナビについても、先ほどのカーナビと同様の機能が備わっています。フルセグチューナー内蔵タイプであり、映像入力に対応していますし、便利なトラックモードもあります。
また、高感度外付けロッドアンテナが付いてきますので、受信感度を意識する人はこちらを選んでみてはいかがでしょうか。
パナソニック CN-G1100VD
このカーナビの場合、道路マップの無料更新サービスを利用できます。2020年9月30日までであれば、年6回にわたって無料で更新できますので、この点はとても大きなメリットです。
また、それ以降であっても、バージョンアップキットを使えば地図データを更新(有料)できますので、長く使えるカーナビとしておすすめできます。
耐久性が高いですし、取り外しも簡単にできますので、使い勝手も良いと言えます。
大型トラックで使えるナビアプリ3選
カーナビだけでなく、ナビアプリを利用される方も増えてきております。ここではナビアプリもいくつか紹介いたします。
カーナビタイム
このアプリは、オフラインでも機能するタイプです。手で何度も触れずとも、ボイスでコントロールすることができますし、コストをかけて地図を更新する必要なく、いつでも最新版が表示されます。
有料のプレミアムコースがおすすめですが、無料で試すこともできますので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
トラックカーナビ
このアプリは、トラック運転手専用のタイプです。登録した車両情報に合ったルートを示してくれますし、配送先が複数ある場合においても最適な順番を知らせてくれますので、スムーズな配送も可能となるでしょう。
その他にも、規制情報や道路情報の確認や、ルートプランの登録などもできますので、多機能のアプリとしておすすめできます。グッドデザイン賞を受賞したこともあり、信頼性の面でも期待できるのではないでしょうか。
ゼンリンいつもNAVI
このアプリは、さまざまな移動手段において音声ナビを提供してくれる多機能型です。
電話番号や郵便番号など、さまざまな角度から地図の検索が可能なため、目的地までのルートを迅速に出すことができるでしょう。
大型車にも対応していますので、こちらもおすすめです。無料版と有料版がありますが、有料版の方が機能が多彩なため、仕事で使うならこちらがいいでしょう。
カーナビ、ナビアプリそれぞれのメリットとデメリット
カーナビにもナビアプリにも、優れたものはあります。そのため、どちらを選ぶか迷う人もいるはずです。そこで、それぞれのメリットとデメリットを分かりやすくご説明しましょう。
カーナビのメリット
カーナビの大きな特徴は、自車がどの位置にあるかを的確に把握できるということです。GPSの受信感度も高いレベルにあるものがほとんどなため、リアルなタイムで自車位置を把握しながら運転することが可能になります。
また、画面がとても見やすいこともメリットとして挙げられます。カーナビの存在意義は、位置情報やルートを運転手に知らせることにあります。
そのため、画面に表示される情報はとても見やすいものになっているのです。地図だけでなく、目的地へ指し示す方向などもわかりやすいため、ドライバーとしては安心できるでしょう。
カーナビのデメリット
本体の費用が高いことが挙げられます。2万円以上かかるケースもめずらしくないため、運転手によっては大きな痛手になるでしょう。
また、場合によっては取り付け費用も必要になります。必ずしも取り付けを依頼する必要はありませんが、一般の人が説明書だけを見て取り付けるのは容易ではないため、業者にやってもらうケースが多いですね。
ナビアプリのメリット
費用が安いことがメリットです。アプリによっては無料で使用できますし、地図データの更新も無料でできるケースが多いため、金銭面での負担を気にする人からは人気があります。
音声でのナビもある程度備わっているアプリが多いですし、これからも進歩していくことが考えられます。
ナビアプリのデメリット
車両に合ったルートを示してくれなかったり、車両の速度に合わせて的確な位置情報の提供をしてくれなかったりというケースがありますので、この点はデメリットになります。
また、スマートフォンを使用する場合、画面がとても小さいため、その分ルートも見にくくなってしまいますね。
まとめ
カーナビにもナビアプリにも、優れたものはありますが、それぞれのメリットとデメリットは明白ですので、その点を踏まえた上で決めることが大事です。
また、トラック運転手にとって、多くの道を知っておくことは重要です。しかし、例え知識の浅い運転手であっても、ナビをきちんと使用すれば問題なく業務をこなすことができるでしょう。